なぜ今、永代供養墓なのか?
2008年より日本の人口は減少に転じました。
都市部では人口がより一層集中し核家族化が進みます。地方では過疎化の問題とともに高齢化の波が一気に押し寄せてきます。この傾向は今後さらに加速していくでしょう。少子、超高齢化社会がもう目前まで迫っています。
このような時代の流れの中で、最近マスコミでは自分の最期をどう迎えるか、すなわち「終活」についてよくとりあげられ関心が高まっております。
その中でも特に「遺骨をどうするか」「お墓をどうするか」という問題で悩んでおられる方が非常に多いようです。
亡くなったあと遺骨を従来どおり墓地に埋葬する方法や、木や花の下に埋葬する「樹木葬」、遺骨を粉砕して海に撒く「散骨」など最近は様々な埋葬の方法があるようです。
先祖代々のお墓や墓地があるが、お墓の継承者がいない,親族との付き合いが薄い,遺骨をどうしたらいいのかわからない,将来子供に心配や負担をかけたくない,遠方のお墓を移したい,無縁墓にならない安心できるお墓や霊園を探している等、様々な理由で悩んでおられる方々の事情に対応するために『永代供養墓』がございます。
弘法大師の島の供養寺として当寺では、このような遺骨・お墓の問題についてどのような方法で供養できるのか考え『永代供養墓』を建立しました。先祖代々のお墓の「墓じまい」問題や遺骨の保管・供養など、様々な問題に対応できるようになりました。
こうした問題を解決する1つの方法として、この問題で悩んでいる多くの人々に死後安心して託すことのできる寺となれるよう日々精進致しております。
小豆島はお大師様の島であります。毎年大勢のお遍路様が訪れ、たくさんの般若心経の声が溢れております。遠方よりご納骨されても寂しくありません。
また、小豆島はオリーブの島です。オリーブは平和のシンボルであります。温暖で平和への祈りに満ち溢れる島の穏やかな場所でゆっくり供養されたい、供養したいという願いを実現してもらおうと、永代供養墓をご提供しております。ご遺族様にとっては、お墓参りを兼ねての小旅行として小豆島に来ていただくこともできます。供養を義務ではなく家族の大切なイベントととらえてみてはいかがでしょうか。
お大師様の島の供養寺に関心を持っていただきましたら幸いです。
合掌